○◎●拍手お礼の過去ログ●◎○
このログは、2月5日〜4月13日?まで
一度に3つずつ公開した、拍手お礼駄文のログです。
無駄に長くなったので、3分割しました。
2編は此方。
3編は此方。

総数:20個
CP:闇表、海表、バク表


スクロールで全部読めますが、ダラダラ長いので
↓クリックでジャンプ!
 1.攻略法(海表)
 2.New Game(闇表)
 3.メモリーカード(バク表)

 4.初戦闘(闇表)
 5.町(海表)
 6.聞き込み(バク表)












1.攻略法(海表)※オタク社長のターン

「甘い物嫌いだっけ?」
社長室でのん気にチョコレートなど食べている。
「でも海馬君は、頭使ってるんだから、甘い物食べたほうが良いよ。」
「お前は大して使ってもいないのに食べすぎだな。」
そんなことないぜ、と膨れている。
授業中寝ていて、昼休みは遊び、帰ってからゲームをしている高校生が、
何時頭を使っているというのだ。
ゲームの時か?だがゲーム、ここでいうゲームは対人ではないものだが、
ある程度、一定の攻略方法がある。
それさえ解ってしまえば簡単なものだろう。使うのは時間だけだ。
それといつも思うのだが、一人称がボクで、何故語尾にぜがつくのだろう。
訊いたところで答えは出ないので、聞くつもりは無い。

ゲームには攻略法がある。
それと同じようによく「付き合い方のノウハウ」といったものが
雑誌で取り上げられているのを広告で知っている。
馬鹿の一つ覚えで金金言っている人間の釣り方なら俺でも知っている。
だが、

遊戯はどう攻略すればいいというのだ。
例えば身近な決闘になぞらえる。
遊戯はあっさり手を読んで、あっさり戦況をひっくり返す。
悔しいが認めざるを得ない。
そして、俺はその攻略法を知らない。
認めたくは無いが、攻略したことが無いからだ。

一つのRPGの、ボス戦に勝つには、町人の話を片っ端から聞けというのか。
つまり、モクバをはじめ、あの取り巻き共の話を片っ端から聞けというのか。
生憎俺は凡骨とおしゃべりするほど暇じゃない。
ではどうしろというのか。
レベルをあげろというのか?
人付き合いのスキルをあげるために、好意のこの字も無い相手と経験をつめというのか?
生憎だが俺は今更遊戯以外のキャラと戦う気などない。

ではどうしろというのか。
何度もぶち当たり、負けながら攻略法を探れというのか。

良いだろう。
例えレベル上げが足りないとしても、恐らくお前を倒す手段はある。
そして、いま、お前が俺に向かって差し出してきたチョコレート。
これもまたお前の攻撃手段なのか?
ならば受けるまでだ。
「別に甘い物全てが嫌いなわけじゃない。」
遊戯の腕を掴み、口で直接奪い取る。

やはりレベルが足りないのだろうか。
最大HPが足りないのだろうか、攻撃力不足なのか。

遊戯は俺が口で直接奪ったことには「ひゃっ」と僅かに声を漏らしただけで、
えへへー、甘い?と笑いつつ、
自分の指についたチョコレートをペロリと嘗めた。
その時チラリと見えた舌の赤さと音に、攻撃を受けたのは俺のほうだった。


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社長、駄目すぎないか?
すいません、うちがいけないのだよ・・・


  










2.New Game(闇表)

※冬の雪の夜の続き・・・?
 どうやら遊戯君たちはDQ3を始めるようです。

「主人公の名前・・・」
遊戯はアテムが此方をみていない隙を狙い、
すばやく名前を入力して終了を選択。
「相棒、名前決まったか?」
「うん。」

・・・・

「相棒、それは俺か?」
「キミ以外にアテムなんていないよ。」
決めてしまったものは仕方が無い。

謎めいた性格診断の結果、性格は「きれもの」
「キミっぽいじゃん。」
主人公アテムは母親に起こされて、城へと向かいます。
王様に謁見すると、「バラモスを倒してくれ」と頼まれました。
ケチ臭い王様は50Gしかくれない。
世界を救う旅だというのに、けちすぎる。

「酒場へ行って仲間決めようよ。」
「相棒は確定だからな。」
俺がいるなら、その隣にはお前が居る。当然だろ?
コントローラーを握って居る遊戯を引き寄せて、耳元に囁く。
かかる息にちょっとどきりとしている間に、コントローラーは奪われていた。
「名前はあいぼう。」
「遊戯じゃないの?」
「相棒。」
さっきは勝手に決めてしまったから、ワガママは聞かないといけない。
・・・
「何で僧侶って、ってその前になんでボク女なの!?」
「最終的には賢者だぜ?」
「え、ってそこじゃないよ!?性格、セクシーギャルだし、なにこれ!?」
「成長率良いから良いじゃないか。相棒と2人旅。宿屋の主人に囃されそうだぜ。」
「えー、まぁ良いけど、二人旅なの?」
「嫌か?」
「危険じゃない?」

考えてみる。
スライムに襲われる相棒。
マドハンドに襲われる相棒。
・・・仕方が無い。

「皆の名前使っちゃおうよ。考えるのめんどうだし。」
「城之内君は絶対に剣士だな。」
「ね!本田君は格闘家かなあ。獏良君はなんだろう。」
「了の方は解らないな・・・。魔法使いとかか?バクラだったら絶対に盗賊。」
「じゃあ、海馬君は?」
「海馬?」

職業は社長、と言いたいところだが、
生憎そんなものは無い。
「社長・・・経営?サラリーマン?そんなのないしなぁ。」
「もう商人で良くないか?」
「商人!?」
思わずイラストのカッコをしている海馬を思い描き笑ってしまう。
だめだ、今度会ったら笑ってしまいそうだ。
「商人は途中で必要になるし、適当に作っておくぜ。」

性格、ごうけつ

「パワーデッキの海馬にぴったりだぜ。運のなさもそれっぽいし」
「商人で運が無いって致命的じゃない?」
「ゲームだし問題ないぜ。やばそうだったら作り直しすれば良いしな。」
「ゲームかぁ・・・。ゲームの中の人は何度だって人生をやり直せるんだ。」

ボクの人生、
やり直したいところは一杯ある。
でも、
「キミに会えないのなら、ボクはやり直したいなんていわないよ。」
「俺は、何度人生がリセットされても、相棒を見つけ出すぜ。」

どんなにリセットして新しいデータで始めたって、
RPGの世界に住む彼等が巡る運命は大体同じ。
同じように、
ボクらの人生だって、キミと出会う運命の上にいるんだ。

「やっぱりボクは君に会えてよかったよ。」
「ああ。俺たちは出会う運命だったんだ。」

さぁ、町をでよう。

一緒なら、怖いことなんか無いから。
何時だって、何処だって。

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今までで一番楽しかった。

ドラクエ3は好い加減にPSシリーズで出すべき。
大画面でやりたい!

やったことの無い方に説明しますと、
キャラクター制作時に力・賢さとかのステータスを任意であげられるんです。
あげてから初めてどんな性格になるのかわかるので、
狙ってセクシーギャルとか“ごうけつ”にした王様は結構凄いです。

セクシーギャルは名前こそあれですが、成長バランスがよくてオススメ。
僧侶なのにセクシーギャル。
僧侶なのにガーターベルト。
僧侶なのに神秘のビキニ。

いけない子!

  












3.メモリーカード(バク表)

「ほんとだ、一杯入ってる。」

遊戯が甘い物好きだと改めて気づかされたのは
付き合って間もなくだった。
そこで前に人使いの荒い従兄弟に並ばされたシュークリーム屋へ連れて行ったのだ。
まさか、そんな時の経験が役立つとは思っていなかった。
仕方が無ぇ、今だけは感謝してやるぜ。
店は外に席を用意していたが、まだ寒い。
買って、そのまま俺の部屋へ案内した。
語弊がある言い方をしたが、遊戯が来るっていったんだ。別に俺がやましいことを考え(ry
俺は一人暮らししている。
このマンションは了の両親のもので、
本当は了と一緒に生活しろといわれたが、
お互いに相容れぬものがあったので、一人暮らし中なのだ。
一時期は一緒だったが、余りに了が俺に家事を押し付けてくるので、
逃げてきたというのが本当のところだ。
まぁ、おかげで満足している。
こうして気兼ねなく遊戯を呼ぶことが出来るんだからな。

俺は適当に飲み物を用意して、
遊戯がシュークリームにかぶりつくのを眺めていた。
まるで子どもみたいだ。

そういうなら、まるで夢みたいだとも言わなければいけない。
あの屈強な敵共々を出し抜き、俺が遊戯の一番へとのし上がったこと自体が、
夢に見ていた出来事だ。
実は俺たちの関係を公言しているわけではないから、アテムや海馬が知っているかは怪しい。
ただ、まぁ感づいている可能性はあるし、真崎にはばれている。隠してくれているらしいが。
そんなことはどうだって良い。
俺は今、シュークリームの中の大量の生クリームとカスタードと戦っている遊戯をみるので精一杯だ。
幼馴染であれば見たことは有るかもしれないが、
これは非常に貴重なシーンだ。
かつ、非常に危険なシーンだ。

遊戯は自分の指についた生クリームを嘗めている。
俺はこれでも男子高校だ。所謂お年頃だ。自分でも考えられないが。
了には散々「年齢詐称じゃないの?」といわれ、納得したこともあったが。
解らないヤツは解らないとおもうが、
最近遊戯の口を見ているとなにやらよからぬ感情と妄想が俺を襲う。

そしてここは俺の部屋。俺達以外誰もいない部屋。
開けっ放しのドアからベッドが見える。

いや、だめだ。
幾ら恋人と言っても、愛想つかされてはいけない。今は我慢の時。
だが、遊戯だって男子高k(ry

もし、俺の人生にメモリーカードがあって、空き容量があるというのなら、
今すぐここでセーブをして、
二つの道を歩んでみたい。

だが、現実にそんなものは無い。
後戻りは出来ない現実。俺としては結構気に入っている条件。
だから俺は、遊戯の頬についたカスタードを嘗めるだけで耐えることにした。

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サイトに微エロの一つも無いというのに、
こんなところで発情期のバクラ(笑)・・・笑えない・・・

  












4.初戦闘(闇表)

初デートと言う他ない!

アテムは妙に張り切り、待ち合わせの30分前に到着するほどだった。
遊戯と2人で出かけることは今まで何度もあったし、
一緒に登校するのも常だ。
だが、今日は違う。
友達以上の関係から恋人へと昇格し、
それから初めて一緒に出かけることになったのだから、初デートといって過言ではない!
・・・無論そんな事を考えているのはアテムだけだったりするが。

お陰で普段ならば大人びた彼であるが、
昨夜ばかりは子どものように落ち着けずにいた。
いつも以上に寝つけず、それでも寝ようと試みるが
目を瞑れば恋人の喜んでくれている顔が浮かんでしまって、寝られない。
あの人思いの人は「一緒に楽しもうよ」と言うだろうが、
アテムとしては遊戯を楽しませたいのが本音なのだ。


結局まともに寝ることは出来ず、朝を迎える。
結局何を着ればいいのかもわからず、いつもどおりになる。
結局朝食をとるのも億劫で珈琲だけで済ましてしまう。
そして今に至るのだ。

アテムは落ち着き無く携帯で時間を確認しつつ、
天気だの映画の時間だのを確かめていると、
「ごめん、来るの早いよー」
と、遊戯もまた待ち合わせの10分前にやって来た。

当初の予定通りに、天気も良く、
公開されたばかりの映画を見て、食事をして、
並んで歩く2人の距離は今までよりもより寄り添って、
アテムは大満足である。

不自然なはずが、自然に見えて、
今ある僅かな距離さえも一気につめてしまいたいほど、
アテムは遊戯に心酔していく。

だが、
初エンカウント、とでも言えばいいのか?

2人が彼らの世界へすっかり呑まれようという時に、
通り向かいから彼らの親友の姿が見えたのだ。

遊戯という人間は基本的に平等愛主義者なので、
親友と出会って「一緒に遊ぼうぜ」なんて事にもなりかねない。
だが、そうなったときに、「今日は2人で」といえる自信もない。
そんな風に親友を拒否してしまえば、遊戯を傷つけかねないし、
アテム自身が嫌われる事だってあった。

「あれ、城之内君、だよね?」
漸く向こうに気づいた遊戯が声を上げる。
だが、
遊戯はアテムの手を引いて横道に逸れたのだ。
「相棒?」
遊戯に限ってこういう行動をとるとは思えなくて驚くが、
「今日はさデートなんだから、城之内君と会うのは一寸気まずいよね。」
と照れ笑いしてみせる。
多分、遊戯は自分の意思を何となく汲み取ったのだろうとアテムは思う。
気を使わせて悪いとは思いつつも、
だが折角彼がくれた時間だから、彼の為に使おうと思ったのだった。


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戦闘っていうかデート。
エンカウントしてるけど逃げてるし・・・
まぁ王様の心意気だけは戦闘態勢ということで。

  














5.町(海表)

走行中に町中で見つけた。
取り巻き共と仲良く笑いあって、非常に不愉快だ。

仕事の疲れが溜まっている海馬には、毒でしかなかった。

仕事詰めで全くといっていいほど時間がなく、
遊戯と共に出かけたことさえ余り無い。いや、全く無い。

旅行とは言わずとも、どこかに連れて行ってやりたいが、
海馬が無理に時間を空けたと知れば遊戯は申し訳なさそうな顔を一瞬だけ垣間見せ、
その後笑って、仕事に区切りが付いたらでいいよ、と遠慮するのは予想以前の話だ。

出張であれば割りと夜は空くが、遊戯は行こうとしない。
「どうしたものか。」
疲れきった頭はそれでも遊戯を想う。
想っているだけ何故かα波でもでているのだろうか、癒されるようだった。


最早、会社に居住したいくらいだった。
寧ろ、この一週間は住んでいたといえそうだ。

ベッドさえ社のものを使い、自宅へは戻っていない。
移動時間が勿体無いのだ、仕方が無い。
睡眠時間も疎らになり、寝ても疲れが取れないのだ、
ゆっくり寝ればいい話だが職業病か、人間不信の性なのか。

そんな時にやって来た客。

「海馬君、大丈夫?寝てないでしょ?」

開口一番にそう告げてくる。
心配性というか、海馬の性格を良く知っているというか。
「お前に読まれるとはな。まぁ、読むのは得意だったか。」
「海馬君はわかりやすいんだよ。」
そう苦笑したあとで、改めて海馬を見てから、
またソファで寝てたの?ベッド使いなよ。とまるで母親だ。

「ベッドへ行く時間も惜しい。」
「そんなに忙しいんなら来ないほうがよかった?」
「いや、いい。」

お前が来ると、疲れが取れる。

「そういうのを非ィ科学的っていうんじゃない?」
「違うな。」

兎に角ベッドで寝なよ、と要求してくるので、海馬は渋々仮眠室へと向かった。
命令どおりに横になるが、遊戯の腕はとって放さない。
「それじゃあ寝られないよ。」
「お前は俺が寝ている間に、またあの取り巻き共と町で遊んでいるのだろう?」
悔しくて寝られない、と普段ならば口にしない本音がポロリとこぼれてしまったのは、
疲れのせいなのか、遊戯にありえない母性を見出したからなのか。
「じゃあ、今度、海馬君の仕事がひと段落ついたら町で行こう。」
「町程度でいいのか?」
「いいよ。キミがそれを納得できないって言うんなら、市場調査とでも称してさ、
ボクは案内人ね。」
勿論、2人きりだよ。
少々不満げだった海馬にそう付け加え宥める。
「仕方が無い。飲んでやろう。」
「約束ね!」
自分の腕を逃がさない手をそっと包んで、笑いかける。
やはり遊戯のことを考えていると、α波がでるらしい。
海馬はそのまま眠りに落ちた。

目覚めた時、流石に遊戯は居なかった。
仕方が無い。
海馬は仕事へ戻る。


羨望したあの、車の中からみた光景の取り巻き共を自分に変えて、
2人で町を歩く姿を夢見ながら。


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全然ゲームの町と関係ねぇ・・・

  














6.聞き込み(バク表)

いつも居る場所は何となく知っている。
でも、そこに今日は居なかった。



ネコに似ていると思うのだ。

気づくといたり居なかったり、
馴れ合いは好きじゃないけど、遊ぶのは嫌いじゃない。

彼を良く知る従兄弟は「ふけてる」と言うけれど、
老けとかそうではなくて、不思議な感じがする、そう遊戯は思っている。

城之内や本田のような元気の良すぎる高校生とは違うし、
海馬のように社会人、と言うわけでもなく、
アテムの大人っぽさとも、獏良の大人しさとも。

懐が深いといえば、向こうは全力で否定した後で、
変な心配の仕方をするだろう、
「そんな価値観じゃ、やばいんじゃねぇの」と。

そういう彼が、気になった。

人は誰だって皆と違うのに、特別という言葉が最も似合うのは彼の気がした。

教室に居る杏子に聞いてみる。
「バクラ君?見てないけど、探してるの?」
「うん、まぁ一寸ね、ありがとう杏子!」

教室には居ない。
彼が教室にいることはほぼ無いのだが。
校舎裏かなー、と階段を降りていくと本田に会った。
「本田君、バクラ君見てない?」
「バクラ?見てねぇけど、どうした?」
ううん、ちょっとね、と笑って誤魔化す。

校舎裏へ辿り着くが居ない。

彼が行きそうな場所は限られている。
屋上か教室か職員室だ。
職員室は別に行きたくて行っているわけじゃないが、
如何せん今まで問題児だっただけに(最近はそうでもないと思うが)、
呼び出されることは良くあったとか。

職員室は苦手だが、それでも一寸覗いてみようかな、と行ってみると、
「どうした遊戯、俺に会いに来たか?」
海馬が居た。
「あれ、海馬君、今日学校来てたっけ?」
「レポートを出しにな。お前に会いに教室まで行くつもりだったが、
お前から来てくれるとは都合がいい。」
「ちょ、まって、ボク人探ししてるの。」
連れて行かれそうになって慌てると、
海馬は非常に(かなり・とても・怖いほどに)つまらないといった顔をするので、
今度遊びに行くよ、と上手く宥めすかして逃げるように立ち去った。

結局バクラの居場所が見つからない。

教室に戻ってるかな、と階段を上っていくと今度は了に会う。
「あ、遊戯君、どうかしたの?」
「バクラ君見てない?」
「バクラ?ああ、さっき屋上に戻っていったけど。」
「ホント?ありがとう!」
「でも何であんなの探してるの?」

何でだろう。

「ちょっと、ね。」

遊戯はやっぱり笑って誤魔化し別れを告げた。
階段を駆け上がり、進入禁止の屋上へ再び足を踏み入れる。
「バクラ君・・・。」
探していた相手は自分の鞄を枕にして転がっていた。

昼寝に勤しんでいたバクラはやって来た来客に反応する。
「おう、何だ?」
息が上がりぜぇぜぇ言いつつ此方へ歩み寄ってくるので
よっぽどの用でもあったのだろうとバクラは身体を起し、遊戯のとなりに座った。
「どうかしたのか?」
「違うよ。」
「何だ用があってきたんじゃねぇのかよ。」
何の為にそんなに駆け上がってきたんだが。
「よくわかんねぇヤツだな。用も無ぇのに俺んとこなんかに走ってきてよ。」
「用、なのかわかんないんだけどさ、何か会いたくなっちゃったんだ。」
えへへ、何でだろうね、なんて笑っている。
「そのために一々走ってきたのかよ、ご苦労なこった。」
そう表面上は馬鹿にしながら笑った。
そうでもしなければ、俄かに喜んでいる自分を隠せる自信がなかった。

丁度よい西日に遊戯がウトウトし始め、ついに転寝してしまうと、
寝ていることを確認してから呟いた。
「探しに来てくれて嬉しかったぜ?」
その言葉に反応するように、遊戯はバクラへと寄りかかった。
伝わる温もりは夕日よりも優しく、暖かかった。

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ほのぼのバク表

わりとF○とかは聞き込みしなくてもクリアできるかと思いますが、
FC時代のドラ○エとかは聞き込みしないと死亡、積み。
2,3は特に途中から迷子。